せっかくXBOX360を購入したので
初期の大作RPG群の中からどれかをプレイしたいなと思い立ち、
“ブルードラゴン”や“インフィニット アンディスカバリー”・
“ラストレムナント”・“テイルズオブヴェスペリア”などの中から
選んだソフトが“ロストプラネット”。
攻略本を見ながらプレイして、1・2・3枚目クリアに各々12時間を要し、
有料DLC以外を遊び尽くしてエンディングへ辿り着くまでにかかった時間は
66時間ほど。主人公の最終レベルは73。
“ペルソナ3フェス”以来
久しぶりに徹夜で朝日が昇るまでプレイしたゲームだった。
大作RPGと名打たれたにもかかわらず、
俳優を声優に配役したキャラの喋りは
大部分が違和感たっぷりだったり(カムイ・サラ・ミン・マック)、
ストーリーは王道過ぎてあまり感動ができなかったりで
(むしろ“千年の夢”というショートストーリーのほうが良い話が沢山ある)、
粗を探せば色々あるけれど、
それらを補って余りあるほど育成&バトルの楽しさが充実していた。
キャラ育成は、特定のアクセサリーを装備する等で
“スキル”を覚えることによって強化していき、
それはまるでファイナルファンタジー5の“アビリティ”のようで、
育てれば育てるほど自分の強さが実感できる仕様。
バトルは“シャドウハーツ”の
ジャッジメントリングシステムを彷彿とさせる緊張感があり、
終始気を抜けない作り。
坂口博信のシナリオ・植松伸夫の音楽・井上雄彦のキャラクターデザインという
発売時の宣伝文句と、実売ワンコイン(500円)の安さに惹かれてプレイしてみたところ、
予想以上に愉しめた一作だった。