1・2巻に続いて3巻も読了。
2巻は未回収の伏線が多かったため、
ページ数に比べて
内容がいささか淡白に感じられたけれど、
この3巻は、いくつかの謎が明らかにされ、
また、大規模な戦闘描写もあることから
前巻に比べ読後はかなりすっきりする。
1巻を初見した時ほど衝撃的ではないものの
再びクトゥルフ神話の神も登場するなど、
幕末+クトゥルフの珍しいミックスを見て
購読を決めた自分にとっては、
今回の展開はなかなかに満足のいくものだった。
幕末の傑物:坂本竜馬も登場し
物語はますますの盛り上がりを見せているけれど、
大人物の竜馬を魅力的に描くのに
若干難儀しているように感じられるので、
次巻も登場があるならば
もう少しはっちゃけて生き生きとした竜馬を見てみたい。