プロアクションリプレイをかったので、
レベルアップ・おまけ要素に時間がかかりそうな
RPGやシミュレーションの旧作を遊んでいる。
(チクチク育てる楽しさもあるけれど、
自分はストーリーを追いたいことが主眼なので。)
最近プレイしていたのは
“デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団”
“ステラデウス”の2本。
“ライドウ”は、
寄り道などをほとんどこなして1周し、23時間弱。
敵とのエンカウントが高くて
多少それが鬱陶しいものの、
それでも粗筋は結構面白かったかな。
ラストダンジョンとか、ラスボスの悲哀とか。
本編やペルソナなどの派生作品含めてだけれど、
このメガテンシリーズは、回を重ねるごとに自分好みの仲魔を
作れるように改良されている。
もちろんそれに対して賛否はあるだろうけれど(縛りの好き嫌いとか)、
自分にとってはかなりの好ポイント。
続編の“デビルサマナー葛葉ライドウ対アバドン王”も、
積んであるのでいずれ遊びたい。
“ステラデウス”は、
合流可能なキャラは全て仲間にし、
ほとんどのクエストをこなして16時間ほど。
世間での評判はあまり芳しくなく、中古も格安で投げ売られているけど、
“ロードス島戦記・伝説”で育った自分としては、
ジャンルが“ファンタジー”で、
かつ製作スタッフに水野良氏が関わってる時点で買いだった。
で、プレイを終えて…
ストーリーは王道のビルディングファンタジー。
冒険を通じての少年の成長・世界の救済をメインに描き、
かつ、脇役が其々の思惑・業を持っている様も表現されているけど、
どうも早足気味なので、可もなく不可もなくという感じ。
もう一点の購入動機は、
アートディレクション・キャラクターデザインが、
ペルソナ3の副島成記さんでもあった点。
コレは納得の出来。
ドット絵は丁寧に描かれていてちまちま動くし、
だいたい各章(全5章)に1回差し込まれるムービーも
トゥーンシェーディングで表現されていて、
世界観を独特に表現してた。
ただ、そういったことに力を入れている反面、
物語の重要なファクターである“虚無の海”や“精霊の解放”の
描写がほとんどないのは、若干寂しかった。
壮大なストーリーなのに、的確な視覚効果がないので
スケール感を狭める結果なっているかと。
音楽はベイシスケイプ(タクティクスオウガの人等が在籍)が
関わっているので期待していたけど、
曲数が少ないうえに、1曲の長さも短いので
ループばっかりしている印象しか残らなかった。