先週末、金曜・土曜とで“Fate/Zero”を読了。
確かにこの一連の物語は4巻をかけて
“Fate/stay night”以前の衛宮切嗣・セイバーを
書き綴っているけれど、読んだ後に心に残るのは
ウェイバー・ベルベットとライダーとのやりとりの全てだろう。
ホントにライダーがいい味出しすぎ。
先の暗い結末が見えている中で、泰然自若と構え、
英雄の何たるかを体現するライダー、
それに最初は振り回されてばかりであったものの
徐々に理解を深めていくマスターのウェイバー。
両者のやりとりが醸し出す明るさ・希望が、
物語全体から見ると異物感を拭えないけれど、
先を読み進める一助としての役割はとても大きかった。
その後のウェイバーの活躍も是非知りたいな。