DSの“サクラノート”。
一通りプレイして7-8時間。
グラフィックはかなり力が入っていて、一番のウリ。
特に、濃淡のある背景は一見の価値。
ドットの動き具合も良いし。
小学生の学校生活、放課後、伝奇、ヒーローモノといった
多種の要素が含まれているストーリーはイイけれど、
演出が悪いのかゲーム後にあまり心に残らない。
原作者が感動的な場面を意図して作ったものが、
ゲームに落とし込むにあたって、
うまく演出されなかたのでは?と思った。
サウンドはFFシリーズの植松サンが担当しているけれど、
残念ながらそんなに印象に残ったものはなかった。
むしろ、短いフレーズの繰り返しが耳について
煩わしかった。
あと、メーカーが考えているプレイ対象者がイマイチわからない。
今の子供?それとも、むかし子供だった大人?
手軽さやゲーム雰囲気の暖かさから、
個人的には子供にさせたいゲームだと思うけれど、
それならそれで作風を徹底して、
年少者にはわからないドラクエのセリフパロディは、
無理して入れないほうがイイのではと。
②同じ開発会社の作品