2007/01/07

血塗られてもなお光り輝く月

正月帰省中は、実家にゲーム機が無いため、
ノートPCで“月姫”をプレイ。

同人ゲームとしては異例のボリュームと言われるだけあって、
1ルートに5~8時間ほどかかり、計5人のルートでクリア。

各ルートのフラグ分岐が
早ければ前半から、遅くても中盤には始まり、
分岐後はそれぞれテキストがほぼ異なるため一度
はまれば、どのルートも飽きることなく一気に読み進めれる。

内容としては伝奇モノで、
Leafの“痕”に通じるものがあった。(コチラは商用)

ただ、ある殺人事件を起点として
伝奇物語が展開していく関係上、
どうしても血や汗、恨みや妬みといった
ドロドロしたものが文章にまとわり付くため、
そういったモノが苦手な人だけにはお勧めできない内容。
(同じストーリーテラーの商用小説“空の境界”もそんな感じ)

しかし、そういった好き嫌いさえなければ
同人ゲームの底力を感じるためにも、
是非一度プレイしてみてもらいたい作品。