2007/01/14

雪に埋もれた少年少女の思い出

寒い季節になってきたことだし、
今にしてやっと超有名PCゲーム“Kanon”をDCでプレイ。

言わずもがな、あらすじは
「数年振りに幼少時代を過ごした北国に帰ってきた
主人公の愛と奇跡に満ちた物語。」
ちなみに攻略は、名雪→舞→栞→真琴→あゆの順。

で、実際に全ルートをクリアしてみると、
巷では泣きゲーと言われているけれど
感動にはもう一押しだけ欲しいなと思う。
自分の中で1番だった栞ルートだけに限らず
確かにほとんどのシナリオのラストでは、
じんわりと来そうになるけれど、本泣きには後一歩足りないかなと。

ただ、何だかんだ言ってもテキストはかなりのデキなわけで
恋愛を主体に、親子・姉妹・ペットの愛憎をも丁寧に描き出している。
ルートによっては若干伝奇色も入ってくるし。
また、製作会社KEYの次作“AIR”よりは、
主人公もよっぽど取っ付きやすく、扱っているテーマも恋愛が主体だしで、
初めてKEY作品をプレイする方には
コチラのほうが数段馴染めるはずです。

蛇足ですが“AIR”のタイトル画面は白眉の出来。
自分の中では、ゲーム史の中で一番綺麗でドラマティックな画面です。