2006/11/03

力だけでは、想いだけでは

ここ2,3年はTSUTAYAのカードを更新してないので
今は映画館かインターネットでしか映画を観る機会がない。
そんな中Gyaoをチェックしてみると、
勤務先の先輩が以前“オレのNo.1Movie”と言ってた
“英雄の条件”が公開中(11/30まで)だったため視聴。

民間人を虐殺した疑いにより軍事裁判の場に立たされた
旧友(サミュエル・L.ジャクソン)のために、
弁護人として孤軍奮闘する元軍人( トミー・リー・ジョーンズ)のお話。


自分たちが絶望的に不利な状況で、友を信じ、小さな証拠を積み上げ
国家権力に立ち向かっていく姿は、なかなかのものでした。
もちろん実力派の俳優人が揃っていることもあるけれど、
特に後半の審問・弁論シーンは圧倒的な迫力があり
画面に吸い寄せられるよう。
また、個人のとった行動がたとえ英雄的モノで
国家や組織の理念に沿ったものであっても、
法治国家がゆえに法律は絶対であり
その枠を外れた行動は厳格に処分されていく様も印象的でした。

★★★