PS3の“DUNAMIS15”。
他ブログで面白そうな感想を拝見したため購入。
あまり売れていないようで、定価の半額程度で買えた。
先週末から始め、
平日はチマチマと1日に1－2時間ほどプレイを進めて、
今日は雨だったため、4章中盤(全5章＋プロローグ・エピローグ)から
1日がかりで一気にクリアした。
オールコンプリートで16時間ほどのプレイ。
核暴走によって死の灰が世界を覆い、
世界人口が大幅に低下し、
放射能により人間の生殖能力にも多大な影響が出ている近未来。
劣悪な環境から隔離されある孤島で、
日本を担う子供達は大切に育てられ、卒業後には本国へ赴き、
その礎となると教えられてきたが…
というのが導入のあらすじ。
この後、物語はキャラクターの主観で語られていくものの、
1－5章までの各章で主観者が変化していく。
1章は大部分が日常パートで占められており、
主人公にはイマイチ共感できず、ストーリーも謎だらけなため
かなり退屈だけど、2章を読み始めると
1章の主人公と2章の主人公の主観の違いから来る
感情のズレ・絡み合う思惑の演出が巧みで新鮮だった。
また、3章以降は徐々に物語も盛り上がってくるので、
労せず読み進めるし、
最初はとっつき難い・感情移入し難いキャラ達も
章を進むごとに違和感が無くなってくる。
今までは買ってばかりで、
何気にコレがPS3で初めてクリアしたソフト。
しかも、この1週間のあいだ没頭してプレイできたっていうことは、
ADVが好きなこともあるだろうけど
かなり面白かったのだと思う。