2012/01/21

“文学少女”シリーズ

昨年末から今月にかけて
ここ最近はずっとライトノベルの“文学少女”シリーズを読んでいた。

著者のオススメ通り
下記の発刊日順に読んだけれど、
やっぱり“~作家”までが本編で、
それ以降(挿話集・見習いシリーズ)は
エピローグ的な雰囲気が拭えなかったかな。

本編の中では、特に3作目の“天使”がイイ。
最終盤、遠子先輩の独演が逸品。
挿話集の中にも“天使”に絡むエピソードが数話収録されているけれど、
どれも良い話・未来に目を向けた話で心が暖まる。

なんといっても「文学少女」の名は伊達ではなく、
エピソード中に遠子先輩が行なう名作紹介が魅力的過ぎて、
原作を必ず読みたくなってしまうので
積読が増えること増えること。

“文学少女”と死にたがりの道化
“文学少女”と飢え渇く幽霊
“文学少女”と繋がれた愚者
“文学少女”と穢名の天使
“文学少女”と慟哭の巡礼者
“文学少女”と月花を孕く水妖
“文学少女”と神に臨む作家
“文学少女”と恋する挿話集1
“文学少女”見習いの、初戀
“文学少女”と恋する挿話集2
“文学少女”見習いの、傷心
“文学少女”と恋する挿話集3
“文学少女”見習いの、卒業
“文学少女”と恋する挿話集4
半熟作家と“文学少女”な編集者