2011/10/29

マルドゥック・スクランブル 圧縮

日本SF大賞にも輝いた冲方丁氏の小説
“マルドゥック・スクランブル”のアニメ化作品。

多少駆け足気味のような気もするけれど、
脚本を原作者自身が行なっていることから
ストーリー展開については文句なしの出来。
CGを駆使して戦闘場面も、豪華に美しく描いている。

それに比べ、
未来都市や通常場面のキャラクターの描写では、
少し日本的からはズレたデザイン(韓国や中国的な)を感じさせる作画が結構あり、
非常に安っぽく見えたのは残念。

原作は今年に入って通読しているので、
2作目からの更なる盛り上がりがどの様に映像化されるかが
非常に興味のあるところだけれど、
上述の欠点が改善されていなければ
続編DVDの視聴も考えどころ。