2011/05/02

魔法少女の行く末

3連休で、撮りためていた“魔法少女まどか☆マギカ”を全視聴。

7・8話辺りまでは、非常にスケールの小さい話。
ヒロインのまどかが魔法少女の存在を知り、また自身の類稀なる適性を知ったうえで、
他の魔法少女が魔女との戦いを繰り広げる中、自身も非日常に属し戦うべきかを
悩む話。

でも、そこから最終話に向けての疾走感が凄かった。

インキュベーターの思惑が明らかになり、
次第に物語は暗い予感を漂わせながら進み、
10話で、今までの伏線の回収を行なったうえで、
11・12話でまどかは魔法少女になるか否かの決心を。

“決心”が最終話まで引き伸ばされ、
また、中盤以降シリアスな話が進み、重い空気が漂う中、
溜まっていた視聴者のモヤモヤを、
最終話で見事解放できていることが、
視聴後の好評価に繋がっていると思う。